チーム引っ越しです!
現在「チーム熊本×め組JAPAN」では一緒に活動してくださるボランティアさんを募集しています!
詳しくは下記サイトをご覧ください! 【め組JAPAN】 http://maketheheaven.com/megumijapan/
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こんばんわ(p^ェ^q)
チーム熊本✖️め組JAPANで活動してます
チーム引っ越しです!
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7/10(日曜日)
今日は、 熊本市での引っ越し1件 益城での引っ越し1件 (1件みなし仮設、1件仮設住宅) 2件の引っ越しのお手伝いをさせて頂きました。
1件目の益城のお宅は
ご年配の夫婦2人暮らし
全壊のお宅から、仮設住宅へのお引っ越し。
依頼者のご自宅について、すぐに元気のいい お母さんが出迎えてくれました。
お父さんとお母さんは、 全壊の自宅のなんとか崩れていない一部屋に 荷物をまとめ、ベットやテレビも置いて 寝室けん居間として使っていました。
その一部屋には、荷物が溢れていましたが
他の部屋は、 壁が崩れて外が見えていたり 床の中央が窪んでいたり 屋根の位置が斜めになっていたり 雨漏りで天板が剥がれていて 崩れていました。
そんな部屋と隣り合わせの一部屋に 寝泊まりをしているご夫婦。
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前震災の翌日、本震が起こる夜 お母さんは全く寝付く事が出来ず 自分のベットに横にならず、 テレビの前の椅子に腰掛けて テレビを見ていたそうです。
そして、次の瞬間
2度目の震度7、本震が発生したのです。
お母さんがいつも横になっているベッドの横には 横長いタンスがありました。
しかし
地震で、そのタンスは お母さんがいつも寝ているベットの上に 勢いよく倒れてきました。
お母さんは、そんな情景を話しながら
「あそこにいたら、私はきっと死んでた。」
そう、低い声で言いました。
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お父さんは、 要介護者で、介護が必要で 認知力も低下してきていて 家の片付けをしたくても 断捨離の判断も出来ず 荷物も運べないので
引っ越しの準備をするとなっても、 お母さん1人でしなければなりません。
長年住み慣れたご自宅には 沢山の荷物がありました。
その中には、思い出の品もありますが 「また地震があった時のため‥」と 大量の備蓄食品や飲料水もありました。
ご予約を頂いた時は、 2トントラック半分程度量のお荷物の量 でしたが実際、私達が駆けつけて お手伝いさせて頂いていると 「あれもいい?」「やっぱりこれも!」と あれやこれやで、2トントラックでは足りず 最終的には、2トントラックで 自宅と仮設住宅の往復。
そんなバタバタ引っ越しをしている私達を ずっと部屋の隅の椅子に座って眺めていた お父さんがいきなり
「車を動かしたいから、手伝ってくれ」
と仰いました。
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お父さんの愛車は自宅下の車庫に 置いてありましたが、 車庫の上に部分の自宅は倒壊し 車庫の天井は、下に落ちていました。
その愛車を車庫の外に出したいから 後ろから、車を押してくれ。 という内容の依頼でした。
いざ!車を動かそうとしましたが かなり年期が入っており(お母さん曰く) もう何年も動かしてないとの事で 男の子3人で動かすのがやっと。
お母さんは、
本当はお父さんが運転するのは危ないから 子供達と説得して 車の鍵を没収したようなんですが お父さん自ら合鍵屋さんを手配して 車の鍵を作ってしまったそうなんです。
みんなで車を動かす。
思うように動かない。重い。
でも
運転席にいるお父さんはやっと 運転出来る事が嬉しそう。
さっきまでじーっと引っ越しをする私達を 見ているお父さんの表情とは違って 表情は明るく、目がキラキラしていました。
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動かない車を必死で動かす私達に
お母さんは、 「引っ越しでただでさえお忙しいのに、すみません。私の言う事は、全く聞いてくれない頑固者で、、、」
と暗い表情をされていました。
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お母さんもきっと我慢している部分があって 不安に思う事も沢山あったんだと思います。
仮設住宅へ荷物を運び込んだ後
「またいつでも連絡して下さいね!お母さんは1人じゃないですからね?」
そう言うと
言葉にならならい声で
目に涙を浮かべながら、
何度も何度も頷いてらっしゃいました。
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帰り際には、 きてくださったボランティアさんと 厚い抱擁をして
私達の姿が見えなくなるまで 見送っていただきました。
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これからも仮設住宅へ移ったばかりで 片付けもしなくちゃいけなくて 色々と大変だと思います。
ただこうやって誰かの困った事を お手伝いする事で 1人じゃないって事。 誰かを頼ってもいい。 そう気がついて貰えたら 心のお荷物もすこし減らせたら嬉しい。
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【協力&支援団体】 トラックの手配:熊本青年会議所(中央リース様) 人員確保:熊本青年会議所、有志の方々 ボランティア人員:チーム熊本、熊本青年会議所、め組JAPAN