植林プロジェクト(植林部門)2022.3
植林プロジェクト
こんにちは、かごしマンです。
1年間で一番寒く風の強い2月。
石巻は東北でも雪はそこまで積もらないのですが
風が強い!!!!
体感は北海道より寒い石巻の冬。
苗木ちゃんたちは、冬の間はハウスの中で眠っております。
この時期は7日~10日の間隔で水をやり、
ポット苗の土を入れ替える作業の日々です。
マイナス3度になりそうな日は
夕方にダルマストーブに火を入れ、
朝に消す。
マイナス5度を下回ると
あまり効果はないかもしれないけど、
できる限り枯れないように配慮しています。
そして春には
外に苗木を置くため、
今はその場所を整理整頓し準備をしています。
苗木を育てることで、
お野菜を育てている農家さんと同じぐらい、
いろんなことをこの10年で習得してきました。
2012年から
造園業30年の職人さんのところに足を運び、
土の配合や木の種類のことを教えてもらいながら育て
今では32種類の植物を約1万6千本育苗しています。
また、苗木のお世話だけでなく
こんな小屋も作れるようになりました♪
種から育てるドングリさんたちは
最初、播種箱と呼ばれる芽を出すまでの箱に種を100粒ぐらい撒きます。
(僕らはプランターを使っています)
2週間~3ヶ月で芽を出し、10.5cmのポットに植え替えます。
(この作業はだいたい、春から初夏までにします)
10.5cmのポットの中は、芽を出したばかりの苗木ちゃんにとっては
全世界
そうです。
ポットが地球なんですよね。
だから、
この地球を最高な状態にしてあげることが僕らのお仕事。
3年も育てると
根っこが充満してポットの中が苦しくなり、春になっても新芽を出せなくなる。
そのため根っこが休んでいる冬の間に、充満した根っこをほぐし
古くなった根っこを切って、土を3分の2ぐらい落として
新しい土を入れる
すると
10.5cmの世界は気持ちのいい状態になって、春になると元氣な葉っぱをつけます。
土の中の根っこの状態が
土から上の幹や葉っぱの状態を表します。
青々としてツルツルとした葉っぱだと
根っこが元氣な証拠!!
そんな風に土の中の状態を想像し日々の作業をしています。
あと数日で3月11日になります。
11年前に多くの命が流されてしまった
この場所で祈りながら苗木ちゃんたちを育てます。
何千年も生きる木々たちを育てることで
命の大切さを伝える活動をこの東北で続けていきます。
また1ヶ月後、メルマガでお会いできることを楽しみにしています。
最後まで読んで下さりありがとうございます♪
【2022年の植林の目標】
1:今年は、絶対に沙漠に行く
中国の情勢もあるけれど、どうにかして沙漠に行き、現地の方々と一緒に木を植えます!!
2:東北の植林ツアーを1年間で3回~5回(昨年は1回)実施します!!
3:モンゴル国と南アフリカの視察
4:東北の苗木ちゃんたちを育てる活動から、さらに活動を広げるヒントを掴みます。
【2022年のかごしマンの目標】
1:日本縦断をして、これまでの感謝と地球にハッピーが広がっている報告を兼ねて、日本を回ります。
2:巨木めぐりの発信を再開!!
3:日本中の人たちと『人として』『地球人として』繋がります!!
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