2021年災害支援部門め組JAPAN活動報告
令和2年豪雨災害「熊本県人吉支援」
活動人数
ボランティア受け入れ 延べ1369名
スタッフ活動人数 延べ511名
支援対象者数
活動件数66件
完了件数65件
支援先対象人数 延べ1317人
主な活動
家屋保全の為の技術系支援
壁や床を剥がし洗浄消毒を行う事で、お家をカビから守るだけでなく、リフォームにかかる費用を抑える事ができます。
被災者の経済的負担と精神的不安を減らし、被災者の生活再建をサポートしています。
地域コミュニティ再建の為のサポート
地域住民が被災したことで仮設住宅などに移り、地域のつながりも絶たれてしまいました。
地域コミュニティ復興の為に、公民館運営のサポートや、
住民が集えるきっかけ作りとして、
夏休みの宿題教室やかき氷の振る舞いなど催し物の企画や運営を行いました。
Episode
災害から1年が過ぎても、支援活動が行われ、この災害の大きさを改めて実感しています。
被災者が安心して生活していく為に、私たちは「家屋保全活動」と「地域コミュニティの再生活動」の2つの角度から活動を行いました。
1軒1軒のお宅を、被災者がほんの少しでも安心してもらえるようにと、丁寧に作業を行ってきた事で信頼が生まれ,
信頼が生まれた事で、
被災者から地域への不安の声が聞こえ、地域のサポートをおこなうことを決めました。
地域再生のサポートを行う事で、
被災者の安心につながり、地域に帰ってくるきっかけになればと考え、地域コミュニティの再生活動を行いました。
令和3年8月豪雨災害「佐賀県大町町支援」
活動人数
ボランティア受け入れ 延べ55名
スタッフ活動人数 延べ115名
支援対象者数
活動件数19件 完了件数14件
支援先対象人数 延べ128名
主な活動
家屋保全の為の技術系支援
壁や床剥がしや消毒、床下に溜まった水の排水、ダクトファンによる乾燥等
被災者見守り支援
被災者のお宅を訪問し、状況を把握しながら困り事の対応を行いました。
Episode
2019年2021年と2年で二度目の災害となり、
前回の災害から、リフォームや建て替えが終わって間もない被災者も多く、経済的にも負担が重なる状況となりました。
修繕にかかる費用を1円でも抑えられるよう、
カビの発生を抑えながら、壁材や床材をギリギリまで残せる方法を、今までの知識と技術を最大限に活かし活動を行いました。
コロナ禍での医療用ガウンの製作支援
NPO法人チーム・ユニコンさんと共に、
東京や川崎などでコロナ感染対策医療用簡易ガウン製作会を開催し、
出来上がった医療用ガウンを医療や福祉で働く皆様にお届けしました。
ボランティア参加者の声
熊本県球磨郡在住
人吉・球磨のために何かできないか・・・
そう思って参加した災害ボランティアの活動でした。
め組さんと一緒に活動させてもらうようになって、いろいろなことを教えていただきました。
中でも、被災者さんに寄り添うとはどういうことなのか、改めて考える場面が多かったです。
め組さんとの活動は、
被災した家が私たちの手で生まれ変わったときの感激や、被災者さんがだんだんと明るい表情になられる喜びなど、小さな希望であふれています。
私はとっても人見知りですけど、人とつながるって素晴らしいなって思えます。
もはや誰かのためではなくなっています。私自身のために活動させてもらっています。
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