top of page

め組JAPAN(災害復興支援部門)2022.10


令和4年8月豪雨災害 新潟支援


め組の中心スタッフがいない中、令和元年の台風19号災害から


活動が続いている「め組JAPANチーム長野」のメンバーが週末を中心に新潟県関川村で活動を行っています。


「はんちょー」がリーダーで現場を纏め


竹腰夫婦がサブリーダーで支援を行うにあたってのフォローを行い


棟梁高遠さんが技術面の作業をリードしていただいています。



週末だけの活動なのですが、

チームワークが取れていて、技術面も長けているので凄く作業もスムーズで丁寧に進んでいます。



浸水したお家で過ごされている方のお宅での作業は,


生活スペースを確保しながらの被災者さんの生活を考えての作業になります。


そんな現場でも、仮設の床を設置したり、作業工程を工夫したりと、被災者さんを1番に思いやっての活動を行ってくれています。


そんな思いやりのある支援を行ってくださっているからこそ、


作業に入った住民さんから


「災害にあったことはとんでもない事だけど、こうして皆さんと出逢えたことを考えると一生のうちで大きな宝物だもの」


と言っていただける程、丁寧で素敵な活動を行ってくださっています。




中心スタッフがいない中でも


「やればできる」を仲間と共にカタチにしてくださっています!





令和4年台風14号災害 宮崎支援


宮崎県内では台風14号の大雨により県内各所で浸水による被害が出ています。



僕達め組JAPANは人吉から共に活動してきた熊本支援チームと共に


宮崎県延岡市や日向市で支援を行っています。




早くに家財等が出し終わったお家もあるのですが、家の中が片付いたからこそ気づく事が沢山あります。


床下の取りきれない水や泥、匂い

そして、これからどうやって生活を再建させていくのか。



ボランティアへの片付けをお願いし片付け終わった中で、

床下の水や泥や匂いをどうやったらいいのかわからないことや、


これからの事について何も情報が知らされていない被災者さんがいます。


その中で社協さんから床下の水抜きや泥だしの相談があり、

各地で災害支援を行ってきた九州内の団体や各地の支援者さん達に相談があった現場をお繋ぎして作業にあたりました。




作業を行っていただいている間に、

社協さんと一緒に周辺の被災したお宅を訪問し現状の確認と希望される方へ床下や修繕が必要な箇所を確認させていただきました。


訪問したお宅はどちらも片付きつつあるものの、

再建方法の相談やその後の作業など今後のニーズや課題に繋がるものが多く、

まだまだ力が必要な被災者さんばかりでした。


家の表面上の見た目の部分は片付いたのかもしれません。



ですが、生活の再建はここからです。




罹災証明が発行され、支援制度で補償される金額がわかり、その限られた金額の支援制度の中で再建をしていかなくてはなりません。


今まで数多くの被災者さんと会い、支援をしてきた中で、

この支援制度の内で生活再建ができた人に僕は出会ったことはありません。



被災した住宅を何も処置せず、表面上綺麗にしただけであれば、

補償される支援制度の金額で済むのでしょうが、この後、カビや匂いが出てきます。



処置をあと伸ばしにすればするほど、

カビが広がり、新しくしたものに移っていき、また更なる処置が必要になってきます。



17年前に災害があった地域で前回の災害である程度、復旧の対応は慣れているとよく耳にしました。


17年前に50歳で災害を経験した方は67歳になっています。

地域力があるとは言えど全体的に高齢化は進んでいる地域です。


そして、お家に使われている建築建材も17年前以前に使われているものとは大きく変わり、水害の処置の方法も変わっています。





被災者さんも当時の地域のサポートや自分の状況が17年前と違う事や

身内も居なくなり1人で再建していかなくてはいけない状況をとても不安に感じているのが、ヒシヒシと伝わってきました。



そんな被災者さんや被災者さんの力に少しでもなれればと,

相談を下さった延岡の北方支所の社協さんの力になるためにも、

支援が少しでも継続していけるよう、NPOの窓口となる組織の方や県庁など様々な方へ相談させていただきました。



生活の再建に向けて困られている方の力に少しでもなれるよう、


困り事をニーズに変え支援として繋げていけるよう活動して参ります。




○○○○○○○○


ご支援のご協力をお願いします。


私達の活動は皆様からのご支援で成り立っています。


被災地での継続的に活動を行っていく為にも皆様からのご支援が必要です。


被災者の声に応えていく為にも皆様のご支援をお願い致します。



お預かりした支援金は、被災地での支援活動費として大切に使用させていただきます。

Comments


特集記事
最新記事
アーカイブ
​カテゴリー
bottom of page